避難所炊出し活動

じゃんがら「桜つつじ会」主催、東北機工(株)が協賛しての避難所への炊き出しを連日行っています。
心に残る一食を提供したいという気持ちで、心を込めて豚汁やおにぎり・温かいご飯などを提供させていただいております。


3月
●3月25日
 ●3月26日 ●3月27日  ●3月28日  ●3月29日 ●3月30日 ●3月31日  

4月
●4月1日
  ●4月2日  ●4月3日  ●4月4日  ●4月5日  ●4月6日  ●4月7日  ●4月8日  ●4月9日  
●4月10日  ●4月11日  ●4月12日
  ●4月13日  ●4月14日  ●4月15日  ●4月16日  ●4月17日  ●4月18日 
●4月20日 ●4月21日   ●4月22日  ●4月25日  ●4月26日  ●4月27日  ●4月28日

5月
●5月6日
  ●5月9日
  ●5月10日  ●5月11日  ●5月12日  ●5月13日  ●5月14日  ●5月16日  ●5月17日
●5月18日  ●5月19日  ●5月20日  ●5月21日  ●5月22日  ●5月24日  ●5月25日

6月
●6月3日
  ●6月5日  ●6月16日  ●6月26日

3月25日の炊き出し
《いわき市立夏井小学校避難所》
夏井小学校避難所には、いわき市豊間の被災者が避難されておりました。津波で家を失った方がほとんどで、日中は自宅付近の片付けにおわれ、夜は慣れない避難所生活を強いられています。炊き出しの温かい豚汁を笑顔で食べてくれた方もおりました。

準備した炊き出し材料

要望があった支援物資も準備

東北機工(株)で下準備

茨城県の伊藤農園・蛇の目寿司
から届けられた食材

豚汁の下準備
ごぼうを切る

豚汁の下準備
サトイモをむく

準備された材料

資材をトラックに積む

避難所 夏井小学校体育館

避難所 夏井小学校体育館

火をおこして調理開始

皆で豚汁を作る

豚汁完成!

出来上がった豚汁を避難所へ

豚汁を被災者に配る

笑顔で豚汁やご飯を食べる被災者

美味しかったと被災者(右)がお礼に
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3月26日の炊き出し
《いわき市立中央台南小学校避難所》
中央台南小学校には、楢葉町の住民が避難しています。福島第一原子力発電所から20kmの範囲内。楢葉町の災害対策本部も置かれていた。
昨日(25日)までは250名の被災者がいたのですが、本日一部他県へ移動したため160名の被災者と災害本部職員・消防団の合計230名への炊き出しを行った。
カップラーメンやパンなどが主食となっているということだったので、おにぎりと豚汁を準備した。230人分のおにぎりを作るため、桜つつじ会のメンバーやボランティアの方がそれぞれ炊飯器を持参。途中でブレーカーが数度落ちるというハプニングも・・・。次々とご飯を炊き手際よくおにぎりを握るが、1人2個のおにぎり460個を握るのはかなりの重労働。それでも被災者のために・・・と一生懸命握っていた。豚汁の下準備した材料も昨日に比べ大量になった。
被災者は、おにぎりと温かい豚汁を大変喜んで食べてくれました。一生懸命作った甲斐がありました。

ミーティングで手順を確認

豚汁材料の下準備

震災へのそれぞれの想いを書く

ボランティアの昼食も炊き出し

ボランティアの昼食

大量のおにぎりを握る

心を込めて握られたおにぎり

持ち寄られた炊飯器

避難所でもおにぎりを作る

3つの鍋を使い豚汁を作る

楢葉町の災害対策本部

味噌を溶き入れ間もなく完成

豚汁を被災者に配る

配給場所には大勢の被災者が・・

おにぎりも配られる(1人2個)

豚汁を受け取るため長蛇の列

避難所の体育館

炊き出しを食べる被災者(右端)

豚汁を避難所体育館へ運ぶ

あっという間に鍋は空に・・

ボランテイアにも新鮮野菜が配られた
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3月27日の炊き出し
《いわき市立草野小学校避難所》
草野小学校体育館には、広野町・大熊町等の被災者が約50名避難している。福島第一原子力発電所から20km圏内の人々。津波で家を失った方もいる。
温かい汁物を食べていないとのことだったので、豚汁の炊き出しをすることにした。主食の弁当が支給されるとのことだったが、届いた夕食の品はパン。豚汁にパンでは少し淋しい。豚汁にはやはりご飯・・・ということで消防団がパックのご飯を温めて配ることにした。
しかしおかずが足りないので、ふりかけや佃煮、漬物、たまごなどを急きょ提供することとした。
消防団が予め準備していた業務用のガスコンロを使わせていただき無事豚汁が完成。消防団の手を借りて豚汁を避難所へ運び被災者へ配る。豚汁は大好評でお替りする人が続出。配給所には「美味しかった、ありがとう」とお年寄りが涙を流しながらお礼を言いに来てくれた。喜んでもらえて本当に良かったと思った瞬間だった。炊き出しをやってよかった!!

炊き出しをした草野小学校

具材を入れて味噌を溶き入れ完成

消防団が出来上がった豚汁を運ぶ

豚汁を被災者に配る

豚汁を被災者に配る

お替りする人が続出
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3月28日の炊き出し
《いわき市立平第三小学校避難所》
平第三小学校には、久之浜・沼の内などの被災者が避難している。
平第三小学校近隣の地域(作町や愛谷町・倉前などは水道が復旧しているのに、平三小は水が出ない。業務用のガスコンロもないので、避難所体育館脇で蒔きを使って炊き出しをすることにした。
午前中に確認した際、配給の夕食が弁当とのことであったので、豚汁を作っていたが、弁当の予定がパンの配給になったと市職員から聞き、急遽はがまや炊飯器でご飯を炊き、昨日同様おかずになる食材を調達した。
温かいご飯と温かい豚汁を配ったところ、大好評で多くの方が豚汁をお替りしたくれた。喜んでいただいたようで提供した私たちも嬉しく思いました。

炊き出しの資材
下準備
下準備

校庭で火をおこす

豚汁を調理

豚汁を器に・・

豚汁を被災者に配る

炊き立てのご飯も配る

お替りする人も・・・
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3月29日の炊き出し
《いわき市立平第五小学校避難所》
平第五小学校には地域の被災した人の他、富岡町・大熊町からも避難しており、避難者は21名。
ここ平五小もまだ水もガスも使えない状態。昼食も夕食もパンが続いているということだったので、豚汁の他炊きたての温かいご飯とおかずになる炒め物を準備する。ガスは使えないのでかまどを2つ使って調理する。
久しぶりの温かい汁物とご飯を食べた被災者は、「大変美味しくホッとした」と喜んでくれた。

避難所の平第五小学校

かまどで豚汁とご飯を炊く

少人数なのでボランテイアも少人数

配膳して被災者に配る準備をする
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《いわき市立内郷高坂小学校避難所》
高坂小学校へは、広野町・富岡町・市内四倉・久之浜の被災者が避難している。その数29名。
ここは水もガスも使用できるとのこと。ただ、家庭用のガスコンロなので、豚汁はかまどで作り、おかずの回鍋肉は学校の調理室で作る事にする。
今日の心配は雨。夕方から小雨が降る予報だったが、見事に的中。かまどに火をおこし豚汁を作り始めた時、雨が降ってきた。放射能が心配だが、カッパを着たり傘をさしたりして放射能の雨をしのぎ豚汁を作った。
被災者は、久しぶりの温かい豚汁や、野菜たっぷりの回鍋肉を喜んで食べてくれた。

今日はワンちゃんも炊き出し応援?

善意で届けられた食材など

火を熾した直後雨が・・・

回鍋肉を調理する

回鍋肉と豚汁を配膳

被災者に配る

炊き出しを取りに来た被災者
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3月31日の炊き出し
《福島県立磐城高等学校避難所》
磐城高校の避難所は、久之浜や富岡・楢葉町の被災者が28名避難している。ほとんどが津波で家を失った人や原発事故で避難勧告された人。
避難所は磐城高校の合宿所。大型のガスコンロが設備されており、食器も揃っていた。学校のご好意により、厨房と食堂を使わせて頂く事になった。
用意したのは、豚汁とご飯、回鍋肉、それとボランティアの志賀勝子さんお手製のカブの漬物など。調理を始めていると一人の女性被災者が電子レンジで温める「サトウのご飯」を持って食堂へやって来た。ご飯を温めようとしていたので、「今日は炊き出しで温かいご飯と豚汁がありますので・・・」と話しかけると、最近はパンばかりだったのでご飯が食べたくて近くの店で買って来たのだという。温かいものが食べれると聞いて、その女性は涙を流して喜んでくれた。
出来上がった豚汁や回鍋肉を合宿所の器に盛り付け被災者にふるまった。お替りをする人もいて大好評。私たちが炊き出しを終えて帰ろうとすると、合宿所の玄関まで見送りに来てくれ丁寧にお礼を言ってくれた被災者もいた。喜んでもらえて本当によかった!

磐城高校合宿所の厨房

大型コンロで豚汁と回鍋肉を作る

野菜を炒める

回鍋肉間もなく完成

豚汁の具材を手際よく次々に投入

勝子さん特製のカブの漬物

ご飯を温めに来た被災女性

配膳

炊き出しを食べる被災者たち

炊き出しを食べる被災者たち

炊き出しメニュー

おいしいと喜んでくれた被災者

玄関まで見送りに・・・
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4月1日の炊き出し
《いわき市立内郷第二中学校避難所》
内郷第二中学校の避難所は体育館。一時は50名以上の避難者がいたが4月1日現在は13名。この地域の水やガスが出ない世帯の方がほとんど。
ご飯は毎日避難住民が炊いているとのことだったので、温かい豚汁や野菜炒めを準備することにする。同校の教頭先生のはからいで、調理実習室のガスコンロや鍋などを使用させてもらうことになった。
被災者の調理担当者と協力して盛り付けをした。

学校の好意で調理室を借りる

野菜炒めを作る

配膳状況 豚汁を器に・・・

被災者と協力して盛りつける

避難所の状況
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4月2日
今日は、平体育館・藤間中学校や以前に炊き出しをした、平五小・平三小・草野小の避難所を朝から回ってみる。平五小の避難所は閉鎖されており、他の避難所は土曜日曜とも既に炊き出しの予定が入っていた。
高久小学校に行き調査したところ、明日4月3日(日)は炊き出しの予定が無いとのことで明日高久小学校で炊き出しをすることにする。土曜日曜は、仕事が休みのため炊き出しのボランティアが多く活動しているようだ。
今日4月2日は明日の高久小学校避難所炊き出しの下ごしらえをすることにした。

炊き出し事務所に張り紙が・・

明日の炊き出しのための下ごしらえ

明日炊き出しする高久小の調理室
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4月3日の炊き出し
《いわき市立高久小学校避難所》
高久小学校には薄磯や豊間で津波の被害に遭った人々が避難していた。
高久小学校の避難所では、校長先生が避難状況を統括していたが、被災者が炊事班、清掃班、物資整理班などの役割分担を決めて生活していた。調理室の使用が可能だったが、火力が弱いためけんちん汁はかまどで作り、野菜炒めは調理室のガスコンロで作る事にする。
野菜が不足しているとのことだったので、(有)アグリグリーンさんから頂いた生で食べれるほうれん草でサラダも作った。炊事班の被災者に手伝っていただき、炊き出し配膳を行った。

高久小学校避難所入口

かまどでけんちん汁を作る

けんちん汁の具を煮込む

調理実習室で野菜炒めを調理

被災者炊事班と一緒に配膳

60名分のほうれん草生サラダ

けんちん汁を配膳
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4月4日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
湯本第三小学校には、主にいわき市久之浜町の津波で家を失った方や原発事故のため自主避難地域に指定された被災者が35名避難している。
避難を余儀なくされ疲れた被災者を気遣って、避難所責任者の渡辺長一さんがオヤキギャグを連発して被災者を笑わせていたのが印象的だった。その渡辺さんも被災者。渡辺さんのお陰で他の避難所よりも明るい雰囲気だった。ご飯は毎日届いているが、缶詰やふりかけなどが主なおかずだということ。
野菜をあまり食べていないとのことだったので、けんちん汁・野菜炒め(回鍋肉)・大学芋を準備することにする。
学校のご好意でかまどの使用を快諾していただき、避難所体育館の脇で調理する。
大学芋が好評で、お替りする人もいた。避難している小学生の男の子は、野菜炒めを大量にお替りし「美味しい」とほうばっていた。炊き出しを終え私たちが帰ろうとすると、被災者から拍手が・・・。喜んでもらえた・・・良かった・・・と実感した瞬間だった。

火を熾すボランティアメンバー

かまどで回鍋肉を作る

配膳の状況

大学芋を盛り付ける

オヤジギャグ連発の渡辺さん

けんちん汁を配膳
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4月5日の炊き出し
《いわき市立長倉小学校避難所》
ここ長倉小学校(湯本)には久之浜町・大久町の被災者が約30名避難している。津波で家を失った方や原発事故でやむなく避難していた。
朝避難所を訪れると人はまばら。被災者に尋ねると「日中は避難所から仕事に行っている人・一時的に自宅に戻り生活用品を取りに行っている人が多く、避難所にいる人は少ない」という。
教頭先生の許可を得てかまどを使用することになる。体育館前でけんちん汁、回鍋肉を調理。久しぶりの野菜を楽しみにしていた・・という被災者が炊き出しの状況を見に来る。「美味しそう・早く食べたい・・・」と話していた。喜んでもらえているようで、私たちも嬉しい。
炊き出しは、まだ避難所に帰って来ない被災者が多かったので避難所の鍋などに移し、皆さんが戻ってきたら避難所のコンロで温めて食べてもらうこととした。

東北機工隣の炊き出し事務所

炊き出し状況を張り出す

支援物資送付者への御礼を書く

炊き出しのためかまどに火を熾す

炊き出しの状況を見に来た被災者

炊き出しの状況を見るため入口に・・

けんちん汁を作る

けんちん汁を避難所の鍋に・・

被災者が調理状況を見守る

ほうれん草のおひたしも作りました

避難所の状況
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4月6日の炊き出し
《いわき市立湯本第二中学校避難所》
湯本第二中学校避難所には、津波で家を失った久之浜や四倉の被災者の方々が避難している。
炊き出し調査のため学校を訪れると、即座に炊き出しをOKしてくれ調理室をお貸しいただけることになった。野菜が不足しているということだったので、けんちん汁と野菜炒め・ほうれん草の生野菜サラダ・カブの酢漬けなどを準備した。
調理室で炊き出しを開始。炊き出しも10回以上になり、ボランティアメンバーの手際も良く予定時間前に完成。被災者の方々が急遽お風呂に入れるようになり、食事が午後7時以降になるとのことで作った炊き出し料理を温めて食べてもらうことにした。喜んでいただけただろうか?

湯本第二中学校の玄関

玄関に張り出された被災状況

玄関に張り出された被災状況

避難所の状況

カブの酢漬けを作る

手際よく調理する

回鍋肉を調理

回鍋肉を調理

調理する桜つつじ炊き出し隊

桜つつじ炊き出し隊の名刺
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4月7日の炊き出し
《いわき市立磐崎小学校避難所》
磐崎小学校避難所避難所には津波で家を失った久之浜地区の被災者を含め約25名が避難していた。
ここも野菜が不足しているとのことだったので、けんちん汁・ご飯のおかずの回鍋肉・ほうれん草のサラダ・カブの酢漬けを提供する。教頭先生の行為で調理室のガスやや調理室の鍋を使わせていただき、炊き出しのけんちん汁・回鍋肉を手際よくかんせいさせた。
仕事などに行って帰っていない被災者もいたので、温めて食べてもらうことにして、調理した炊き出し料理の配膳などを市の職員や被災者たちにお願いし、今日の炊き出し活動を終えた。

調理室を借りて炊き出し開始

下ごしらえした野菜

回鍋肉を手早く調理する

火力は弱いがなんなく調理する

炊出しに御礼の言葉を話す被災者
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4月8日の炊き出し
《いわき市平体育館避難所》
いわき市消防本部裏の平体育館には、約70人の被災者が避難している。市内各地の被災者が避難している。
この体育館には、炊事場や調理室が無いことからかまどで炊き出しを作ることにした。ここも野菜が不足しおかずはいつも缶詰などということだったので、炊き出しは野菜たっぷりのけんちん汁と回鍋肉・ほうれん草のサラダを作った。
次々と被災者が炊き出しを取りに来る。手際よく配膳するが、問題発生!沢山食べていただこうと多く盛り付けたためか、炊き出しのけんちん汁が15名分も足りなくなってしまった。回鍋肉も被災者のお世話をしている市職員や他県からの応援者の4名分が足りなくなってしまった。幸い避難所から炊き出しの事務所までは車で約5分。急遽事務所に戻り、手分けして不足分を作り避難所に届けた。
被災者からは「おいしかったよ、ありがとう」などの声が多数寄せられた。炊き出し料理が不足する事態になったがこの被災者からの言葉を聞いて、炊き出しメンバー一同安堵する。
平体育館の避難所は他の避難所と異なり、ダンボールの衝立が設けられており、プライバシーが守られている様子だった。

事務所を訪問した古市県会議員

下ごしらえをする炊き出しメンバー

滋賀県からも応援に

火を熾し調理する

手早く調理する炊き出しメンバー

次々に投入する野菜等を準備する

用意した野菜サラダ

野菜サラダを配膳する

炊き出し料理を取りに来る被災者

市の職員と協力して配膳

ダンボールで仕切られた避難所
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4月9日
今日は朝から雨。放射能が心配なので外での炊き出しは中止することにした。
午前中、明日の炊き出し避難所を調査するため小名浜方面へ向かった。小名浜第二中学校の避難所へ行くと市の職員は、申し送りも満足にしていないのか、明日の炊き出し予定なども把握していない状況。市の職員はあてにならない。
避難所近所からボランティアで来ていた方と話をする。この方は自分の家がたまたま無事だったので少しでも被災者のためになればと思い、毎日被災者の食事の世話をしているという。
明日の4月10日は炊き出し予定がないとのことで、明日は桜つつじが炊き出しをすることが決まった。明日の炊き出しに使う野菜などの下ごしらえを午後1時から行い、午後3時にこの日の活動を終えた。
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4月10日の炊き出し
《いわき市立小名浜第二中学校避難所》
小名浜第二中学校には、42名の被災者が避難していた。地震や津波で家を失った小名浜地区の方が主な避難者。その他楢葉町の方も避難していた。楢葉町は集団避難で南会津町へ避難している方が多いようですが、ここに避難している楢葉町の方はいわき市の福島労災病院に通院している方で、通院する関係上、集団避難することはできなかったという。津波で被災した方に話を聞くと、「家はガレキと化してしまい今後どうしたらいいのか・・・」と話していた。
ここの避難所も野菜不足であると聞いたので、野菜たっぷりのけんちん汁・回鍋肉(野菜と豚肉の味噌いため・ほうれん草とトマトのサラダ・ふきのとうの味噌」を準備した。
特にボランティアスタッフの志賀勝子さんが作った「ひきのとう味噌」は大好評で、多くの被災者が旬の「ふきのとう味噌」をご飯にのせて食べていた。
ふきのとう味噌を食べている被災者に聞くと「季節のものを食べられてうれしい」という声が多く聞かれた。

小名浜二中避難所

火を熾す

調理開始

炊出しの様子を見に来た被災者

野菜サラダも準備した

配膳するボランティアメンバー

炊出しを受取に来た被災者

炊出しを食べる被災者

志賀勝子さん特製ふきのとう味噌
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4月11日
今日の午前中、いわき市平地区・小名浜地区等の非難所7箇所を訪問し炊出しの状況を調査した。訪問した避難所で今日は全て炊出しの予定が入っており、また午後から雨という天気予報であったので、今日の炊出しは中止することにする。午後3時ころから予報どおり雨が降り、雷まで鳴り出した。
訪問した高久小学校避難所では、明日(4月12日)の炊出し予定が入っていないとのこと。明日高久小学校避難所で炊出しを実施することにする。高久小学校避難所は4月3日に炊出しを実施している。
炊事を担当している方や校長先生とも顔見知り。スムーズに打ち合わせを終えた。
明日の準備のため野菜の下ごしらえをして今日の炊出し活動を終了した。
※この後の夕方、いわき市は3月11日の東日本大震災後最大の余震(震度6弱)があり、停電・断水となった。桜も咲き、、普段なら春を満喫する時期なのに・・・・・

明日に向けての野菜の下ごしらえ

桜も咲いたというのに・・・・・
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4月12日の炊き出し
《いわき市立高久小学校避難所》
4月3日に炊き出しを行った高久小学校避難所で再度炊き出しを実施した。11日に続きこの日の午後2時過ぎにも震度6弱の余震に見舞われたが幸い大きな被害は無かったため予定通りに炊き出しを行った。
今日の炊き出しメニューは、けんちん汁と麻婆豆腐、カブの漬物。カブは東北機工(株)志賀社長の姪である星野さんからいただいた。前回もけんちん汁を作ったが、野菜を摂りたいという被災者の希望でけんちん汁を作ることとした。おかずの麻婆豆腐は初めての試み。中華料理の炊き出しは珍しい・・・と大好評だった。
前回の炊き出し時には60名の被災者が避難していたが、4月12日現在は30名が避難所生活を送っている。学校が始まったので、被災者が話し合い「子供達に迷惑を掛けたくない・・・」ということになり、半壊した家でも住める部屋がある被災者は帰宅したという。現在避難しているのは、津波で家を失った人がほとんどだった。

東北機工(株)志賀さんもお手伝い

カブの漬物

いつものように火を熾して調理

完成した麻婆豆腐

避難所の鍋に移し炊き出し終了
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4月13日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》 被災者の声はこちら・・・
4月4日に炊き出しを実施した湯本第三小学校を訪れ、その後の状況を調査した。
4日現在の避難者は35名だったが、25名に減っていた。ライフラインが回復した被災者が自宅に戻ったという。現在避難している被災者は、いわき市久之浜地区や富岡町に住む方で津波で家を流された方や原発事故で避難区域に指定されている方。この25名の方は帰宅のメドがたたないため、長い避難所生活になるだろうと覚悟を決めていた様子だった。
炊き出しを申し出ると大変喜んでくれた。メニューは豚汁。子供も避難していたので、子供が好きな麻婆豆腐とじゃがバターも作ることにした。この日使ったジャガイモとバターは、北海道の倶知安観光協会鈴木さんから支援されたものを使わせてもらった。
炊き出しが完成すると外で遊んでいた女の子は、「まーぼー豆腐・マーボー豆腐」と叫びながら嬉しそうにスキップしながら避難所の体育館に戻って行く。子供達は待ちきれない様子で配膳を見守っていた。
今日も喜んでもらえてよかった。特に子供達が喜んでくれたのが印象的だった。


ジャガイモを茹でるので竃は3つ

避難所の砂場で遊ぶ子供達

茹でたジャガイモを取り出す

被災者と協力して配膳

待ちきれない様子の子供達

炊き出しを取りにくる被災者
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4月14日の炊き出し
《いわき市立藤原小学校避難所》
炊き出し前日の13日、藤原小避難所を訪れた。ここも久之浜地区の被災者が避難していた。炊き出しを申し出るととても喜んでくれた。ガスなどの設備がないので、かまどを使う許可をもらうため小学校の職員室へ行くと、校長先生が応対してくれた。薪を焚く許可をもらおうとすると、「普通は学校内で火を焚くのはできませんが、緊急事態ですし被災者のためになるのなら私の権限でOKです。避難所の方へ温かい炊き出しを出してください。感謝します。」という返事が即座に返ってきた。
炊き出しのメニューは、豚汁と回鍋肉、昨日に引き続きじゃがバターも準備した。被災者と協力して配膳し今日の炊き出し活動を終了した。被災者からは「温かい肉料理を食べるのは久しぶり、子供はじゃがバターが好きなのでありがたい」などと感謝の言葉をいただいた。
この避難所は近々閉鎖され他の避難所に移動する予定だという。

炊き出し準備の蒔きわり

炊き出しの状況と見守る被災者

茹で上がったジャガイモ

出来上がった回鍋肉

火の後始末をする

じゃがバターを配膳する

炊き出し料理を避難所の鍋へ

被災者・ボランティアが協力して・

無邪気に遊ぶ避難所の子供達
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4月15日の炊き出し
《いわき市立長倉小学校避難所》
4月5日に炊き出しを実施した長倉小学校避難所を再び訪れた。
前回同様、約30名の被災者が避難しており、炊き出しの話をすると被災者は「ありがたい。大人数の避難所には連日炊き出しがあるという話を聞きますが、このような少人数の避難所にはあまり炊き出しは行われません。」という。
前回に続き炊き出しをさせてもらうことを告げると、「是非お願いしたい」ということで炊き出しを実施することにした。
炊き出しのメニューは、けんちん汁。おかずは肉じゃが。北海道の支援者から多くのジャガイモが届けられたので、美味しいく安全なジャガイモを使った料理を・・・と思い肉じゃがを作ることにした。
肉じゃがは初の試みだったが、大量の肉じゃがもボランティアの志賀勝子さんと佐藤幸江さんの連係プレーで美味しく仕上がった。
志賀勝子さんと佐藤幸江さんは「美味しい肉じゃがができたのは、美味しい北海道のジャガイモのおかげ・・。」と謙遜していた。
初参加の桜つつじメンバーまなちゃんも大活躍だった。
ここ長倉小学校の避難所生活が長くなりそうだという被災者の声に、「また来ます。食べたいものがあったら遠慮なく連絡下さい。」と話し炊き出し活動を終了した。

いつものように火を熾し調理開始

炊き出し初参加のまなちゃん

調理中の肉じゃが

調理完了 避難所の鍋に移す

炊き出しのお礼をいう被災者
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4月16日の活動
今日は11箇所の避難所を回ったが、どこも炊き出しの予定が入っていた事や午後から雨が降るとの事で炊き出しを中止することになった。
ホームページやメルマガを見た北茨城市の(株)JON72鈴木勝部長様が支援物資を運んできてくれた。豚汁の材料(白菜・豚肉・ねぎ・ピーマン・シメジ・にんじん・ごぼう等その他多数)を支援していただいた。
JON72中国工場から研修に来ていた中国人も来社。謝新星さん(25歳)に今回の大地震について聞いてみると「一度は強い地震を体験したいと思っていましたが、いざ本当に体験すると怖かった。でも日本の建物は強い。中国の建物は地震で簡単に壊れてしまう。四川省の地震も凄かったが、今回の日本の地震は津波で多くの人が亡くなり、津波がこんなに怖いということが初めてわかった。日本は混乱の時も規則を守るが、中国は混乱し困窮するとマナーを忘れてしまう。日本のマナーの良さに驚いた。」と話していた。
また、原発事故について質問すると謝新星さんは、「目に見えないので何も感じない。いわきよりは少し離れているので大丈夫。」と語ったのが印象的だった。

支援物資を運ぶ鈴木勝部長

(株)JON72から支援された食材

(株)JON72から支援された食材

こんな状況でも明るさを忘れない

地震について話す謝新星さん
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4月17日の炊き出し
《いわき市立小名浜第二中学校避難所》
今日は、4月10日に炊き出しを行った小名浜第二中学校へ再び炊き出しを実施した。前回は42名の避難者が約60名になっていた。ボランティアで食事の世話をしている荒川さんに聞くと、4月11日・12日の震度6弱の地震で半壊の家が全壊し住めなくなってしまった人などがやむを得ず避難してきているので、避難者が増えたという。
前回と同じ炊き出しメニュー「けんちん汁・回鍋肉(豚肉と野菜の味噌炒め)」を提供した。また、じゃがバターやふきのとう味噌も用意した。前回同様志賀勝子さん特製のふきのとう味噌は大好評だった。
その他、(株)ポテトかいつか様から支援されたやわらかい「干イモ」も提供した。やわらかい干イモはお年寄りに好評だった。
ボランテイアで食事の世話をしている荒川さんは「2〜3人のボランティアで食事を見ているので、定期的に来ていただけるとありがたい」と話しており、また炊き出しに来ることを約束し、今日の炊き出し活動を終了した。
今日から嘉納さん(中国在住・CRV中国代表)が帰国し、ボランティアスタッフに加わってくれた。また、豚汁やけんちん汁の材料を支援しいただいた(株)JON72鈴木勝部長も材料支援だけではなく、炊き出し活動にも参加してくれた。

薪を割るJON72鈴木勝部長

下ごしらえをする嘉納さん(中央)

小名浜二中ボランテイア荒川さん

いつものように釜戸で炊き出し

回鍋肉を作る(左は嘉納さん)

炊き出しを受取に来る被災者

配膳の状況
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4月18日の炊き出し
《いわき市立湯本第二中学校避難所》《福島県立磐城高校避難所》
今日は2チームで炊き出しを行った。初めての試みである。
湯本第二中学校の炊き出しメニューは「けんちん汁・肉じゃがと温かいご飯」。磐城高校の炊き出しメニューは「けんちん汁・回鍋肉と温かいご飯」だ。
2箇所の避難所への炊き出しの下ごしらえをするが、いつもと勝手が違う。けんちん汁を作るのは共通しているが、人数が違うので材料の分量を間違わないように準備する。またおかずは、磐城高校が回鍋肉で湯本二中が肉じゃが。

とりあえず湯本二中避難所の分を用意した後、磐城高校の分を用意する。湯本二中のけんちん汁の材料・肉じゃがの材料、磐城高校のけんちん汁の材料・回鍋肉の材料と次々に志賀勝子さんの指示で手際よく下ごしらえが完了していく。
ご飯は、磐城高校避難所が30名分、湯本二中避難所が40名分。磐城高校は釜戸が使えず調理室のみの使用なので、事務所の炊飯ジャーでご飯を炊き発泡スチロールの箱に入れて持参することにした。湯本二中は、釜戸に火を熾しはがまで三升五合の米を炊くことにした。

炊き出し開始時、若干のトラブルが・・・。磐城高校では、ご飯がないとのことだったのでご飯を用意したが、突然夕方にご飯が届いたという。しかし善意の支援から届いた米で炊いたご飯を無駄にするわけにはいかない。届いていたご飯は冷たくなっていたので、用意した温かいご飯を食べていただくことにした。

湯本二中では、既に夕食を準備したという。準備していた夕食はカレーライス。昨日炊き出しをするということを市の職員と話し被災者にも伝わっていると思っていたが、十分に伝わっていなかったため、被災者が用意してしまったようだった。しかし、少しでも温かいご飯を食べて頂きたいので、用意した米をはがまで炊き、温かいご飯・肉じゃが・けんちん汁を作った。完成した炊き出し料理を避難所の鍋などに移し、被災者への配膳をお願いして本日の炊き出し活動を終了した。

被災者が炊出しの様子を見に・・

かまどが3つ はがまでご飯を焚く

炊上がったご飯菅野さん上手です
炊出し料理を避難所の鍋に移す
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4月20日の炊き出し
《福島県立小名浜高校避難所》
小名浜高校には、小名浜三崎地区で津波被害に遭った被災者が33名避難していた。一時は100名以上避難していたが、ライフラインの復旧などにより帰宅できたため少人数になったという。

今まで訪問した避難所は、正確な避難者の人数や炊き出し状況を把握していないことが多かったが、小名浜高校避難所には外出簿、入所簿、退所簿、外出簿などが備え付けられており、市職員が入れ替わっても直ぐにわかるようになっており、炊き出しについても避難所のホワイトボードに炊き出しの日時やその内容が書かれており、いつどこの団体が炊き出しに来るかが誰でもわかるようになっていた。
炊き出しで準備したのは、けんちん汁と肉じゃが。

平市内は小雨だったが、小名浜は雨が降っていなかったため、いつものようにかまどに火を熾し調理を開始する。間もなく完成・・・という時に突然雨が降ってきた。雨が料理に入らないように細心の注意を払い炊き出し料理を完成させた。

今日も忙しい仕事の合間をぬって北茨城の(株)JON72鈴木勝部長も応援に駆けつけてくれた。小雨が降り出した中、志賀勝子さん・志賀クニ子さん・佐藤幸江さんが手早く調理。避難所で市の職員と協力して配膳をして被災者に温かいけんちん汁や肉じゃがを食べていただいた。

火を熾す

(株)JON72鈴木勝部長が応援(右)

肉じゃがを調理

配膳する

避難所に配給されたおにぎり

炊き出しを受取る被災者

きんぴら等も準備した
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4月21日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
4月4日、4月13日に続き今日も湯本第三小学校を訪れた。前回と変わらず被災者は25名。津波で家を失った久之浜地区の住民や原発事故で避難を強いられている富岡町の方が避難している。
ここの避難所にいる子供は、小学生が3名、中学生が1名、高校生・専門学校生が2名。小学生の3名はここ湯本第三小学校に転校したという。中学生はいわき市中央台の中学校に転校し避難所から元気に通っている。

前回炊き出しで準備した「北海道のじゃがいも」がとても美味しかった・・」と炊き出しの準備をする私たちのところに来て話す避難所責任者の渡辺長一さん(富岡町)。
渡辺さんが住む富岡町は、明日から原発事故のため警戒区域に指定されることこから立ち入りができなくなり、大事な家財を取りにいけなくなると嘆いていた。
ただ、何事もなかったように無邪気に遊ぶ子供の姿が印象的で、炊き出しの料理を待ちきれないのか子供たちが炊き出しの状況を覗き込んでいた。

昼は富士宮焼きそばが炊き出しとしてふるまわれ、夕飯は私たちの炊き出し「けんちん汁と肉じゃが、サツマイモ・にんじん・ごぼうの天ぷらを食べていただいた。

昼は富士宮焼きそばの炊き出し

無邪気に遊ぶ子供たち

無邪気に遊ぶ子供たち

肉じゃがを作る

調理を覗きに来る子供達

被災状況を話す渡辺さん(右)
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4月22日の炊き出し
《いわき市立長倉小学校避難所》
4月5日、4月15日に炊出しをした長倉小学校避難所。前回より5名減って避難所の被災者は25名。
朝避難所の調査に行くと、今日は近くの教会の牧師さんが生野菜やおかずを用意してくれるよていだという。汁物が無いとのことだったので、豚汁を炊き出すことにする。

空模様が心配。午後から雲が厚くなり、いつ雨が降ってきてもおかしくない天候。早めに炊出しを実施し避難所の鍋に移し、今日は雨が降る前に炊出しを終えた。

ここの避難所は、ほとんどが津波で被害を受けた被災者。被災者から話を聞くと「学校も始まっているし、ここのような少人数の避難所は今後、大きな避難所に移るか、公民館などの施設に移動するようです。仮設住宅やアパートへの入居申し込みはしていますが、未だ市から何の連絡も無く不安な日々を送っています。」と話していた。

新入生が元気に体育館へ

今日は豚汁だけの炊き出し
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4月25日の炊き出し
《いわき市立磐崎小学校避難所》
4月23日は雨のため炊き出しは中止となった。24日は各避難所には他のボランティア団体が入っており、炊出しの予定が入っているとのことであり、また午後から雨の予報だったので中止することとした。
磐崎小学校は4月7日に続き2度目の炊き出し。汁物は前日に作った豚汁が余っており不要とのことだったので、おかずの回鍋肉のみを作ることにした。またこの日は炊き出し事務所で作った「ふきのとう味噌」と「大学芋」を持参して被災者の方々へ食べていただいた。

回鍋肉を作る(火力が弱い)

佐藤幸江さん手作りの大学芋

勝子さん手作りのふきのとう味噌

配膳をお願いして終了
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4月26日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
4月4日、4月13日、4月21日に続き炊き出しを実施した。ここは4回目になる。我々の炊き出しを大変喜んでくれている。
4月23日、湯本第三小学校避難所責任者の渡辺長一さん(富岡町居住で原発から20km範囲)から電話があった。「皆、今度の炊き出しはいつ来るのか?」と炊き出しを楽しみにしているという。25日(月)は磐崎小学校の炊き出しが決まっていたので、本日実施することにする。

メニューは「カレー」。東京の土谷さんや川崎の本部喜彦さんご夫婦から支援された、豚肉・カレールーなどを使い「肉たっぷりのカレー」を被災者に食べていただいた。福神漬けの変わりにピクルスを添え、水戸冷凍食品(株)宮田社長から支援されたほうれん草を使ってお浸し、クレソンのサラダも提供した。

土谷さんから送られたカレー皿に盛り付けをして被災者に出したところ、「しっかりした器なので何度でも使える。食器が足りなかったので助かります。」と喜んでいた。また、レトルトのカレーとは比べられない美味しさだ!!と大評判だった。

クレソンのサラダとピクルス

小雨の中調理開始

ほうれん草のお浸し

カレーを楽しみに待つ小学生

カレー皿に盛り付けて完成!
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4月27日の炊き出し
《いわき市立高久小学校避難所》
4月3日、4月12日に炊き出しをした高久小学校避難所へ訪れた。ここの避難所は以前約60名の被災者が避難していたが、現在は30名。4月12日の時と変わっておらず、ほとんどの方が津波で家を失った方達。

今日の炊き出しは、味噌汁と野菜炒めにいましょうか?と被災者に尋ねると被災者は「しばらく豚汁を食べていないので豚汁がいい」というので、豚汁とおかずはにんじんの炒め物(にんじんは株式会社ノマド平松様のご支援)・ほうれん草のお浸し(水戸冷凍食品様ご支援)・などを用意した。

今日は風が強かったが、かまどでいつもののように勝子さんの音頭で難なく調理。今日も温かいものを被災者に食べていただくことができた。

いわき市立高久小学校

鯉のぼりが元気におよいでいた

風が強かったが難なく調理する

にんじんの炒め物

視察に来た保健所の職員(右)

豚汁を作る
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4月28日の炊き出し
《いわき市立小名浜第二中学校避難所》
今日で3回目の小名浜第二中学校避難所。避難した当初は豚汁の炊き出しが多かったが、しばらく食べていない・・とのことで豚汁を炊き出すことにする。昨日に引き続きにんじんの炒め物と水戸冷凍食品(株)様提供のほうれん草でお浸しを準備した。

今日は、東京から(株)ビジュアルプロデュース代表の土谷たかしさんが応援に駆けつけてくれた。見事な包丁さばきで次々と野菜の下ごしらえをする土谷さん。これには女性軍も驚いていた。

朝は雨が降っていたが、午後からの雨の降る確立は0%という予報だったので安心していた。しかし、午後3時過ぎから雷雨になった。もう少しで出発・・・というのにひどい降りようだ。

小名浜二中避難所に詰めている荒川氏に小名浜の空模様を確認したところ「今は雨が降っているが、空は明るくなってきている」という話。雨は止むだろう・・と予定通りに避難所へ向かった。

小名浜に到着するもまだ雨は止んでいない。空が明るくなってきているのでもう少しで止むだろうと判断。約20分間、車の中で待機していると突然雨が止んだ。
急な雷雨というハプニングがあったが、今日も無事炊き出しを終えることができた。

土谷さんの見事な包丁さばき

学生は傘をさして下校

空が明るくなり雨が止む

豚汁とにんじんの炒め物

ちょっと味見を・・・

ご飯を準備する被災者
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5月6日の炊き出し
《いわき市立長倉小学校避難所》
今回で炊き出し4回目の長倉小学校避難所。連休中、炊き出しがあるものと思っていたのだが一度も炊出しが無かったという。前回25名だった被災者は15名になっていた。ライフラインが回復したため帰宅した人やアパートへの入居が決まり避難所を出た人が連休中に引っ越したということだった。
毎日市からパレットのご飯は届くものの10日間くらい炊き出しや差し入れはなく、レトルト食品や缶詰などをおかずにして食べていたという。自衛隊にガス台を設置してもらったが、被災者自身で調理したいと思っても食材の支給がないので自分達では作れないという話を聞く。なぜ震災から2ヶ月近くも経つというのに野菜などの食材が避難所に届かないのか・・・と市の対応に疑問を抱いた。

缶詰やレトルト食品では子供達の栄養バランスがとれず、野菜や温かいものをを摂りたいということだったので、豚汁とにんじんの炒め物・大学イモなどを提供することにした。しかし、朝炊き出しをすることを決めてきたものの調理する炊き出し隊は、調理班長の志賀勝子さん一人だけで他の人に連絡をするも皆用事があって手伝うことができないということ。
困っていたら(有)映像記録社の名和社長が助っ人を出してくれるという。名和社長の奥さんと(有)映像記録社に勤務しじゃんがら「桜つつじ」メンバーのゆりちゃんが下ごしらえを手伝ってくれることに・・・。さらに東北機工(株)の志賀忠広とその友人大和田恒男氏が炊き出しに加わってくれた。大和田氏は名古屋から連休で帰省しており、少しでも役に立ちたい・・ということで参加してくれた。

夕方避難所を訪れいつものようにかまどで調理を開始すると、待ちきれないのか子供ばかりか大人の方もかまどのまわりに集まって来た。久しぶりの炊き出しに被災者は「美味しそう」と炊き出しが出来上がるのを見守っていた。5月8日にここの避難所は閉鎖され、残った被災者は常磐藤原公民館に移動するという。

名和夫人が手伝ってくれた(右端)

帰省中の大和田恒男氏も参加

大学イモの下ごしらえ

子供も大人もかまどに集まる
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5月9日の炊き出し
《福島県立磐城高校避難所》
今日の炊き出しは磐城高校の避難所。ここの炊き出しは3回目になる。合宿所に避難している25名の被災者に炊き出しを行った。

今日の炊き出しメニューは、豚汁とにんじんの炒め物、そしてきゅうりの浅漬け。いつものように東北機工隣の炊き出し事務所で下ごしらえをして避難所で調理した。

今日から九十九学校の志賀由紀子さんが帰国して炊き出し活動に参加してくれた。また、東北機工(株)志賀社長の友人の中島さん(元新聞記者)も東京から駆けつけてくれて、炊き出しに参加してくれた。

我々が磐城高校合宿所の厨房で炊き出しの料理を準備している時、厨房脇の食堂で勉強している学生の姿が印象的だった。避難所生活をしている高校生や小学生が食堂で一生懸命宿題をやっていた。
高校生に聞くと「宿題をやろうとして図書館などに行っても席がなくできない。家があれば静かな環境で勉強できるのに・・・。宿題をやる場所を探すのも大変です。」と話していた。
勉強(宿題)をしていた小学生の女の子の自宅は富岡町。家は津波で流されなかったが、原発の事故で家に戻れず、いわきの小学校に転校したという。「いわきの小学校にも友達ができたが、富岡に帰って前と同じように同級生と一緒に勉強したり遊んだりしたい・・」と話していた。

被災者がいつも食べている食品

志賀社長自ら調理する

九十九学校の志賀由紀子さん

中島祥和氏が東京から応援に・・

今日の献立 豚汁と人参の炒め物

避難所の小学生が宿題をする
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5月10日の炊き出し
《いわき市立湯本第二中学校避難所》
ここ湯本第二中学校の避難所への炊き出しは、今回で3回目になる。
前日の9日、同校を訪問し澤井校長先生とゆっくりとお話をさせていただいた。

校長先生は、「炊き出しがない時は、缶詰やレトルト食品で食事を済ますことが多いようです。材料があれば被災者の方が学校の調理室で作ることもできるのですが、市からは野菜の配給はありません。ご飯も今日までは市から届けられますが、被災者の人数が少なくなったという理由から明日からはご飯は届かなくなります。代わりに米が支給され、炊飯ジャーで炊くことになりました。パレットで届くご飯は冷たくなってしまいますので、食べたいときに炊くことができる米の配給のほうがいいですね。汁物も手間のかかる豚汁を作るのは無理ですが、材料があれば味噌汁くらいは自分達で作りたいと思っているようですよ。今朝も被災者の方たちが朝食を作りましたが、作ったのはソーセージを揚げたものだけで、あとは配給された佃煮やお惣菜でした。」などと話し、被災者が用意した朝食を見せてくれた。

野菜が不足しているとのことだったので、野菜たっぷりのけんちん汁・きゅうりの浅漬け・大学イモ、そして栄養をつけてもらうために肉たっぷりの肉じゃがを用意した。

被災した家の片付けから避難所へ戻ってきた被災者が炊き出しをしているところへ来て、「今日はうまいものが食える。有難い。」とお礼を言ってくれた。この言葉を聞いて「炊き出しをやって良かった」と思い、機会があればまた来ようと思った。

学校の敷地には震災が無かったかのように、きれいな藤の花が咲いていた。

炊き出しの準備

火を熾す志賀社長

肉じゃがは豚肉たっぷり

具沢山のけんちん汁を作る

被災者がお礼に・・・

味見をする

校内には綺麗な藤の花が・・

湯本第二中学校澤井校長先生

被災者が作った朝食
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5月11日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
湯本第三小学校への炊き出しは今回で5回目となった。前回は30名が避難していたが、15名に減っていた。4月9日に避難所を訪れて今日の炊き出しを決めたのだが、今日はあいにくの雨。いつものようにかまどに火を熾した炊き出しができない。でも、被災者は私たちの炊き出しを楽しみにしていてくれる。この避難所には他の避難所には見られない張り紙があった。「いらっしゃいませ おまちしておりました」という張り紙。絵文字も書かれており避難所を少しでも明るくしようというユーモアあふれる避難所代表者の渡辺長一さんが発案したものだということが伺えられた。

被災者の期待に応えるため、東北機工(株)隣の炊き出し事務所で料理を作り、避難所へ運ぶこととした。今日の献立はけんちん汁と肉じゃが。その他きゅうりの浅漬けと大学イモも作った。完成した料理を運び、避難所のコンロで温めて食べていただくため避難所の鍋に移し、今日の炊き出しを終了した。
野菜不足だったので、野菜たっぷりのけんちん汁・肉じゃがも喜ばれたが、きゅうりの浅漬けは「久しぶり〜」という声があがり、けんちん汁などよりも喜ばれたと感じた。

ここ湯本三小避難所では、自分達(被災者)で調理したくとも食材が届かないという。食材さえあれば少人数なので、カセットコンロでも調理可能ということだったので、夕食用の栄養バランスの良いレシピを考え料理に使う食材を提供してもよいことを伝えると、避難所代表者の渡辺長一さん夫婦は大変喜んでくれた。早速明日、食材を届けることにした。レシピの考案は、じゃんがら「桜つつじ」のメンバーで栄養士の富澤織恵さんが担当してくれる。

炊き出し事務所で調理

炊き出し事務所で調理

事務所でけんちん汁を作る

大学イモも準備

雨の中料理を軽トラで運ぶ

避難所入り口に張り紙が・・

食材を届ける説明をする
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5月12日の活動
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
昨日炊出しをした湯本三小避難所では「食材さえあれば少人数なので調理可能」ということだった。昨日約束したとおり、夕食用の栄養バランスの良いレシピを考え、(桜つつじ-富澤織恵さん考案)料理に使う食材を提供した。
富澤さんが考えたレシピに従って人数分の食材を調達、レシピや用意した食材を避難所の被災者が確認できるようプリントして、食材と共に届けた。
今後も炊出しだけでなく、自炊可能な避難所へは、被災者の健康維持を考慮したレシピと食材を提供する。

食材を準備

レシピに従い食材を詰める

富澤さんが考えたレシピを添えて

避難所に食材を運び説明する
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5月13日の炊き出し
《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
今日は初めての避難所常磐藤原公民館を訪ねた。5月6日に長倉小学校避難所への炊き出しを行った際、5月8日に長倉小学校避難所は閉鎖され藤原公民館に移動するということを聞いていた。以前藤原小学校避難所の被災者も藤原公民館に移動すると言っていたので、長倉小学校と藤原小学校にいた被災者が集まったものと思っていた。訪ねてみると藤原小学校から移動した被災者は、ほとんどの方が仮住居が決まり藤原公民館から引っ越したという。主に長倉小学校避難所にいた被災者の方々がおり、顔見知りの方が多かった。

ここの避難所も湯本第二中学校避難所と同様にご飯は届かず米が配給され、自炊するようにといわき市から伝えられたという。主に炊事を担当している鈴木さん(南相馬市小高から原発20km圏内で避難)に話を聞いたところ、「自炊と言われても米は届くのでご飯は炊けるが、野菜や食材が届かないのでおかずは作れない」と話す。
食材があればおかずを作ることが可能かどうか聞くと「それは十分可能です。公民館なので設備もしっかりしていますし、食材を保存できる冷蔵庫もあります。食材を提供していただけるなら有難くいただきます。」とのことだったので、来週月曜日(5月16日)に夕食分のレシピとその料理に使う人数分の食材を届けることにした。

今日は調理する人が鈴木さん一人だけということだったことから、炊き出しを申し出るととても喜んでくれた。けんちん汁と野菜炒めの材料を用意し公民館の調理場をお借りして炊き出しを行った。また炊き出し事務所で「ほうれん草の磯和え・きゅうりの浅漬け」を準備して持参した。野菜不足だったので大変喜んでいただき、炊き出し隊のメンバーは「今日も炊き出しを喜んでもらえてよかった。」とやってよかったという嬉しい気持ちでいっぱいだった。

藤原公民館避難所を訪問

おやつを食べる子供達

炊事を担当している鈴木さん

今日も勝子さんが手際よく調理

豚肉・もやし・キャベツの野菜炒め

被災者から避難所の状況を聞く
5月13日番外編
今日は炊き出し隊の事務全般・避難所との連絡をやっている菅野さん48歳の誕生日。炊き出し準備の合間をぬってお祝いをした。

〔菅野さん談〕
炊き出し準備の忙しい中、私のために時間を割いてお祝いしていただき有難うございます。私は独り身なので、ここ何年もこんなに大勢の人に祝ってもらったことがありませんでした。誕生日ケーキのローソクの火を消すのも久しぶりで、とても感動しました。私が好きな焼酎もプレゼントしていただき、また勝子さん特製の葱の酢味噌和えを食べれて幸せです。こんな異常事態の中、炊き出し隊の皆さんにお祝いしていただいたことは、一生忘れられない思い出です。心に残る出来事でした。有難うございました。

用意されたケーキ

ローソクの火を消す

ケーキや料理を皆で食べお祝い
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5月14日の炊き出し
《いわき市立小名浜第二中学校避難所》
ここ小名浜第二中学校避難所への炊き出しは今回で4回目になる。
湯本第三小学校避難所と同様に、被災者が自炊するのであれば・・・と思い5月12日に状況を調査するため避難所を訪れた。

食材提供の話をボランティアで食事の世話をしている荒川さんに伝えると「被災者同士でわだかまりが生じている」という。『私たちだけが何故料理しなければならないのか・・・。皆で協力してやるべきだと思うのに、食べるだけの人もいる。自分のために料理するのは良いが、協力してくれない人もいるのでもうやりたくない。』という話が出て、自炊をやめたという。
今まで定期的にNPO法人からの食材提供があったが、それも断ったということだった。

ここの避難所は半数が仮住宅住居が決まり、残りの半数は他の避難所へ移動し、5月22日には閉鎖されることが決定したという。閉鎖されるまでの間、自炊はしないので炊き出しに頼るしかなく、炊き出しをしてくれる団体を探すということだった。
閉鎖までに1回は炊き出しを行いたいと申し出たところ、今日の炊き出しが決定した。今日以降、閉鎖日まで毎日炊き出しが決まっているとのことで、小名浜第二中学校避難所への炊き出しは今日で終了することになった。

今日の炊き出しメニューは、大根・油揚げの味噌汁、豚肉とキャベツ・しいたけ・ピーマンの味噌炒め、ほうれん草の磯和え、きゅうりの浅漬けを用意して被災者の方へ食べていただいた。東北機工(株)志賀忠広の友人である猪狩広道さんも休日を利用して炊き出しに参加してくれた。

火を熾し炊き出し開始

肉野菜炒めを作る

肉などを炒める

参加してくれた猪狩広道さん(右)

志賀勝子さんはいつも手際が良い
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5月16日の活動
《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
5月13日にここ藤原公民館避難所への炊き出しを行った際、主に避難所の食事の世話をしている鈴木さん(南相馬市小高から避難)に話を聞いたところ、「長倉小学校避難所からここに移る際、市から自炊と言われたが、肉や野菜類などの食材が届かないのでおかずを作ることができない」ということだった。
また、調味料の有無を確認すると「食材がないので調理できないし、調味料はほとんどありません」というので、醤油やみりん、料理酒、砂糖なども準備した

レシピと食材を届けることが可能であることを伝えると大変喜んでくれた。5月13日に約束したとおり本日、レシピ(桜つつじメンバーで栄養士の富澤織恵さん考案)と人数分の食材、調味料を揃えて避難所へ届けた。レシピ(献立)は被災者の栄養バランスを十分に考慮したもの。

今日の献立は、
☆鶏肉の照り焼き ☆ほうれん草のお浸し ☆きゅうりと人参の浅漬け ☆お味噌汁 ☆いちご 1人中3粒

食材を避難所に届けると、鈴木さんは「今日は娘の誕生日なんです。これで美味しいものを作ってお祝いしてあげれます。」と喜んでくれた。食材とレシピの確認をして今日の活動は終了した。

レシピに従い食材を準備

箱に詰めレシピを添える

避難所で食材を確認する。
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5月17日の活動
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
今日は炊き出しボランティアが揃わないことから、食材支援をすることとした。
朝、5月12日に食材支援をした湯本第三小学校避難所へ向かう。避難所には、被災者代表の渡辺長一さんの奥さんがいつもの笑顔で出迎えてくれる。食材の有無を尋ねると「食材は相変わらず届かず、今日の夕食はどうしようかと思っていた」と話す。前回に続いて、献立と人数分の食材を提供できることを伝えると、大変喜んでくれた。夕食に間に合うよう、食材や調味料を届けることとした。

今日の献立は、
☆簡単野菜炒め
  豚こま肉1` 玉葱 5個 キャベツ 1玉 ほうれん草 1束 焼き肉のたれ適量
※油をひいたフライパンに、豚肉,玉葱,キャベツ,ほうれん草の順で炒め、軽く塩こしょうをする。最後に焼き肉のたれで味付けをする。

☆大根とツナの煮物
 大根 1本 人参 2本 ツナ缶 2缶
※1a幅のいちょう切りした大根と人参、汁ごと入れたツナ缶を、だし汁,砂糖,みりん,醤油で煮る。
☆中華風たたき胡瓜
 きゅうり 5本
※板ずりしてたたいたきゅうりを乱切りし、塩こしょう,ごま油で和える。最後にいりごまを。一味を加えてもピリッとして美味しいです。
☆わかめスープ
 わかめ  200g 長葱 3本 中華だし 適量 いりごま 適量
※鍋に小口切りした長葱と、食べやすい大きさに切ったわかめを入れ、中華だしで煮る。塩こしょうで味付けし、いりごまをふる。
皆さんも一度お試し頂けたらと、今日はレシピもアップしてみました。レシピは15人分の分量です。今回も桜つつじの富澤織恵さん(栄養士)が考えてくれた栄養バランスのとれた献立です。

避難所を訪問した際、お巡りさんが避難所に来ていた。何事か・・・と聞いたところ、他の避難所では盗難事件が発生しているとのことで、避難所を廻って貴重品の保管状況などを確認して指導しているとのことだった。ここの避難所は被災者の結束が強く、皆が協力して生活しているので盗難などの事件は起きていない。また避難所を訪れた時、小学校は大休憩時間。鯉のぼりの下で子供達が校庭で元気よく遊んでいたのが印象的だった。

支援食材を準備

食材を箱に入れて避難所へ・・

避難所に警察官が・・

校庭で元気に遊ぶ小学生
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5月18日の炊き出し
《いわき市立湯本第二中学校避難所》
今日は、湯本第二中学校を訪れた。ここを訪問したのは4回目。前回炊き出しを実施した際、この避難所には25名の被災者がいたが、今日現在で5名と少人数になっていた。20名の方は仮住居が決まり引っ越したという。残った5名の方も22日(日曜日)に仮住居へ引っ越すことになっており、22日でこの避難所は閉鎖される。校長先生の話では、いわき以外の地域から避難している人がまだ仮住居が決まっていないようだということだった。

5名という少ない被災者ではあるが、「元気で避難所から移動してもらいたい・・・」という気持ちで炊き出しを行なった。今日は炊き出し事務所で5人分の味噌汁と野菜炒めを作り避難所へ持参した。志賀武親様から支援された蕪で作った酢漬け、そして当社志賀忠広が丹精込めて作った糠どこで漬けたきゅうりの糠漬けも被災者に渡した。

被災者がまだ仕事から避難所へ戻っていなかったため、帰所後温めて食べていただくため、持参した料理を避難所の鍋やボウルに移し、今日の炊き出し活動を終了した。

前回は藤の花がきれいに咲いていたが、今日はツツジが花を咲かせていた。本当なら良い季節であるのに・・・と思った。
地震や津波は天災だが、原発事故は人災。原発事故さえなければ花を楽しめる人もいるのに。。。

炊き出し事務所で下ごしらえ

準備した大根・油揚げ等の味噌汁

野菜炒めを作る

カブの酢漬けも準備

炊き出し料理を避難所の鍋へ

綺麗に咲いていた校内のツツジ
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5月19日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
一昨日、食材を届た際、近々閉鎖されると聞いた。ここ湯本第三小学校避難所へは、今回で6回目の炊き出し。食材支援も2回行なっている。避難所の被災者の方とは顔なじみになってしまった。今日炊き出しに訪れると、ここの避難所は6月5日で閉鎖されることが決まったという。本来は5月21日の閉鎖が市から通達されたが、この日の閉鎖だと数名の方が仮住居に移動することができず、他の避難所に移動しなければならない。避難所責任者の渡辺長一さんが尽力して、この避難所に残った被災者14名全員が仮住居に移動することが可能な6月5日まで延長してもらえるよう嘆願したという。
全員仮住居が決まって良かった・・・と心から思ったが、その反面皆に会うことができなくなると思うと、ちょっぴり寂しい感じもした。

今日は、元気に避難所を出て欲しいという願いを込めて炊き出し料理を作った。献立は、大根と油揚げの味噌汁と回鍋肉。それと、きゅうりの浅漬け・カブの酢漬け・糠漬けも準備した。いつものようにかまどに火を熾し調理を始めると、いつも遠巻きに見ていた子供達が近寄ってきた。「こんにちはヽ(^0^)ノ」と礼儀正しく挨拶する。「いつもありがとう」と声をかけてくれた。とても嬉しかった。炊き出しをやっていて本当に良かったと思えた瞬間だった。被災者の方達も「子供の笑顔や笑い声に何度も助けられた」と話していた。

炊き出し料理が完成する頃、また子供たちが近寄ってきた。「今日はな〜に」と言うので、味見してみるか?と言うと「うん」と答える。味付けしたばかりの回鍋肉を少し食べてもらうと「美味しい、今日はお代わりする。「グー(^-^)g""」と言って親指を立てて喜んでくれた。

避難所の状況や炊き出しの状況、避難所の苦悩をまとめた新聞を作成して持参した。被災者は食い入るように新聞を読んでくれた。責任者の渡辺さんは「我々被災者の気持ちが良く表されており有難い新聞だ。他の避難所の被災者や行政機関にも配って欲しい。」という。避難所の生の声を届けるため、早速増刷してこれから訪れる避難所の他、新聞社、行政機関、代議士などに送付することを決めた。

完成した炊き出し料理を避難所の鍋に移し、今日の炊き出しを終了した。閉鎖されるまでま2週間以上あるので、避難所被災者の健康維持のため、閉鎖されるまでの間、食材の提供や炊き出しを行いたいと思っている。

今日は大根の味噌汁と回鍋肉

カブの酢漬け・胡瓜の浅漬けも

新聞を読む責任者の渡辺長一さん

子供達が集まる

味見をして美味し〜いと・

配布した新聞(1面)
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5月20日の炊き出し
《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
前回(5月16日)に食材を届けた藤原公民館避難所。ここには14名の被災者が避難しているが、ほとんどがいわき市外の方。今日、2家族へ仮住居の連絡があったという。しかし、理由はわからないが、家の中は見ることができないと言われたという。自分たちがこれから、いつ帰れるかわからない日々を過ごす家がどのような家なのかを何故見せてもらえないのだろうか?ある被災者は、仮住居が決まったと市から言われ、家の中を見ずに入居したところ、浴槽がなく自分で浴槽を購入しなければならなかったという話も聞いている。また、ずっと空家でカビだらけの仮住居を提供されたという話もあるという。贅沢は言っていられないが、最低限の生活をしたい・・・と切実な思いを話してくれた。

今日の献立は、大根と油揚げの味噌汁と麻婆豆腐。きゅうりの浅漬けと大学芋も準備して持参した。藤原公民館の厨房で調理し、本日の炊き出しを終えた。

今日は子供が好きな麻婆豆腐

大根の味噌汁を作る

麻婆豆腐を作る
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5月21日の活動
今日は、明日行われる「いわき万本桜プロジェクト」のための下準備。志賀勝子さん、志賀クニ子さん、そして(有)映像記録社の名和優子さんが手伝ってくれた。明日の第二回植樹には約30名の賛同者が参加する予定。カナダからカナディアンロッキーズビデオ(CRV)社長の蓮見正広さんが参加するほか、東京からは、加藤きくよさん(いわき市出身・今回味噌を支援してくれた)も数名の方と参加してくれることになっている。
明日は昼食に「カレーライス」を準備する。本日は下ごしらえをして活動を終了した。

また、万本桜プロジェクトについて被災者にも参加していただこう・・・という話になり、急遽万本桜プロジェクトの説明チラシを作って湯本第三小学校避難所を訪れた。
「希望が持てない今、このような希望のある活動は大変うれしい。是非参加させてほしい。」という返事をいただいた。ご自分の名前と願い事を書いて欲しい・・・と木札を渡し、植樹する明日朝に取りに行くこととした。

カレーの下準備をする

山菜を天ぷらにして食べました

万本桜プロジェクトのチラシ
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5月22日の活動 番外編
今日は、「いわき万本桜プロジェクト」第二回の植樹。植樹参加者への炊き出しを行なった。参加者35名分のカレーライスを準備した。朝は晴れていたが、午後に近づくにつれて曇ってきた。
植樹が順調に進み、間もなく終了しようという正午ころから小雨が降り出した。かまどで炊いたご飯は出来上がっており、あとはカレー。急いでルーを割入れ、雨がひどくならないうちに何とか完成し、参加者に食べて頂いた。

昨日「万本桜プロジェクト」に被災者の方にも参加して頂こうと、名前を書く木札を持っていった湯本第三小学校避難所へ、今朝訪れると既にここで生活している14名全員の名前と願い事が書かれた木札が用意されていた。
責任者の渡辺長一さんは「私たちの思いを桜の木に宿してください」と全員の木札を渡してくれた。
木札には「家が欲しい・原発はもういらない・地震と津波が来ないように・家族がバラバラにならないように」などと切実な願いが書かれていた。
被災者の願いを唱えながら、植樹した桜の木に被災者の方からお預かりした木札を一つ一つ下げた。

渡辺長一さんの願い事

願い事が書かれた札を受け取る

被災者の切実な思い・・

お預かりした木札を下げる

桜に下げられた被災者の木札

桜に下げられた被災者の木札

桜に下げられた被災者の木札
ご飯はふっくらと炊き上がった
カレーも完成

カレーライスを食べる参加者
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5月24日の炊き出し
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
今日で7回目の炊き出しになる湯本第三小学校避難所。炊き出しに先立ち今朝、「いわき万本桜プロジェクト」第二回植樹を無事終えたことと、その際にお預かりした木札(名前や願い事を書かれたもの)を植樹した桜の苗木に付けたことを報告に行った。
いわき万本桜プロジェクト第二回植樹の状況を編集した新聞と、湯本第三小学校避難所の被災者14名全員の願い事が書かれた木札を下げた様子や山の状況をプリントしたフォトブック(東北機工(株)協賛)を届けた。
フォトブックを見た被災者は「ワー!すごい!!これは良い意味での記念になります。避難所生活は辛く、これからの生活もどうなるかわからない今、未来に希望を持てるプロジェクトに参加できたうえ、こんなものまで用意していただき、本当にありがとうございます。」と喜んでいただけた。避難所を訪れていた市の職員や警察官もフォトブックや新聞に興味津々にのぞき込んでいた。

食事は、昨日から弁当が届くようになったという。おかずは大丈夫というので、味噌汁を炊き出すことにする。味噌汁は、なめこと豆腐の味噌汁。志賀勝子さんの提案で、じゃがいもも入れることにした。
味噌汁だけの炊き出しなので、炊き出し事務所で避難所の人数分のなめこの味噌汁を作り、温かいうちに避難所へ運んだ。また、きゅうりの浅漬けと、先日「いわき万本桜プロジェクト」に参加してくれた東京都国立市の加藤きくよさんから頂いたアスパラを茹でて避難所へ持参した。避難所の子供は「おじちゃんたちが持ってきてくれる胡瓜の漬物は最高に美味しい。今日もいっぱい食べる・・」と言ってくれた。とても嬉しかった。

炊き出し味噌汁や漬物などを避難所に届けた際、いわき市が昨日から届けているという弁当があった。その弁当を見て驚いた。「なんて小さな弁当だろう」というのが最初の印象だった。ご飯は炊き込みごはんのようだが、見た感じ100g位か・・・と思うほどだった。おかずも揚げ物(鳥の唐揚げ一つと鳥カツ一つ)・少しのサラダと漬物だった。どう見ても300円くらいの弁当に見えた。仕事から戻って来ていた30歳代の男性に聞くと「贅沢は言えませんが、正直言ってこの弁当は量が少なすぎますよ。足りない分は、避難所で炊飯したご飯と缶詰などを食べています。」と話していた。いわき市は被災者を満腹にできる弁当も配れないのか・・・と情けなくなる。こんな行政しかできない市だと思うと、他市町村から避難してきている被災者に申し訳ないと思ってしまう。

避難所で生活する方々の健康維持や食生活の向上が大切であると分かっていながら、なぜ「こんな弁当を提供するのだろう」とがっかりしてしまった。私達ががっかりしているのだから、被災者はもっと不満を感じているのではないかと推測する。いわき市長や幹部が被災者で、このような弁当を毎日配給されたらどう思うのか・・・被災者の立場に立って配慮してもらいたいと思った。他の市町村は被災者に対しどのような配給や食料支援をしているのかはわからないが、いわきの体制はあまりにも被災者の立場にたっていないと痛感した。

この避難所は仮住宅や仮設住宅に入居することが決定し、6月5日で閉鎖されるとのことであるが、入居に関してもいろいろと問題があるようだ。問題点は、詳しく取材し近日中にアップします。

桜を植樹したことを伝える

フォトブックを婦警と一緒に見る

なめこの味噌汁を炊き出し

胡瓜の浅漬けとアスパラ

市から提供された質素な弁当
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5月25日の活動
《いわき市立常磐藤原公民館避難所》
今朝、ここ藤原公民館を訪ねた。南相馬市から避難している方が多く、今日は南相馬市の避難区域一時避難の日で、ほとんどの被災者が自宅に向かったという。
留守番をしていた初老の男性に「いわき万本桜プロジェクト」について説明し、是非参加していただけるよう資料と桜の苗木に下げる「木札」を渡した。

この避難所も2家族9名の方が仮住居が決定したとのこと。近々引っ越すようだ。現在13名なので、9名の被災者の方が仮住居に入居すると、4名になってしまう。
昨日の公民館職員から聞いた話では、9名の方が仮住居に入居した際この藤原公民館避難所は閉鎖され、住居が決まっていない被災者はどこかの避難所に吸収されることになるようだ。
今日話をした初老の男性はまだ仮住居が決まっておらず、「また引越しです。いつになったら仮住居に入居できるのか不安ですよ。」と話していた。

食事は、湯本三小避難所と同じように弁当が届いているとのこと。米もあり、足りない分は炊飯している。汁物も若干食材が残っているので、自分たちで作っているとのこと。今日の炊き出しは中止することにした。
ただ驚いたのは、弁当の容器を返さなければならないということ。食べられないものや残したものを整理し、弁当のプラスチック容器は蓋も含めて返却しなければならないというのだ。再利用するということなのだと思うが、弁当の容器を再利用しなければならないほどいわき市は予算がないのだろうかと思ってしまう。節約は大切だが非常時に何もそこまで・・・・と思ってしまった。弁当を詰めた容器は一ついくらするのだろう。そこまで節約するのなら、その分弁当の内容を豪華にしたほうが被災者の方々へ喜んでいただけると考える。余りにも質素な弁当で、本当に被災者の健康や栄養バランスなどを考えた食の提供とは思えない。

後日、桜に下げる木札を取りに来ることを伝え、今日は避難所をあとにした。

いわき万本桜プロジェクトの趣旨
を説明し資料を手渡す
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6月3日の活動
《いわき市立湯本第三小学校避難所》
今日は、6月5日で閉鎖になる湯本第三小学校避難所を訪問した。ここの避難所は「いわき万本桜プロジェクト」に参加してくれている。桜の状況のお知らせや、これから製作する「避難所だより」「いわき万本桜新聞」を郵送するために、被災者の仮住居住所及び連絡先を確認するための訪問。
6月5日に被災者が仮住居へ引っ越すが、以前米について聞いたところ、「米は市から10kg支給された」と聞いていた。仮住居へ移動した際、少しでも被災者の負担を軽減できれば・・・と思い、ここで生活する6世帯の被災者へ米と胡瓜を届けた。この避難所への食料支援はこれで最後となる。
米は、群馬県の麻生商店様や北海道のBangBang様・山形の大場さんから届いたものを6世帯分に分けた。きゅうりはいわき市平中神谷の国井勝意さんから支援されたもの。
被災者は「大変助かります。ここまでして頂き申し訳ありません。大切に食べさせていただきます。」と喜んでくれた。

支援物資を被災者に渡していると、湯本第三小学校の6年生が避難所の体育館へ続々入って来た。何事か・・・と思ったら、ここの避難所を出て仮住居へ移る被災者へ手作りの「かご」をプレゼントするという。
プレゼントされた被災者は大喜び。涙を流す被災者もいた。責任者の渡辺長一さんは、子供達に囲まれていた。そういえば以前にここを訪れた時、渡辺長一さんは雨でぬかるんだ校庭を整備したり、校庭の草むしりをして学校に貢献していたことを思い出した。児童と被災者がこんなにも親しくふれあっている光景を目にして、ジ〜ンとくるものがあった。
被災者は、プレゼントを持ってきてくれた児童一人一人と握手やハグをし、児童に感謝の言葉をかけていた。このようなあたたかい光景に出会えたことが嬉しかった。被災者は約3ヶ月間の避難所生活を離れ、6月5日(日)仮住居へ移動する。

避難所へ届ける米を準備する

米や胡瓜を被災者へ

児童からプレゼントを受取る

児童からプレゼントされた「かご」

児童とハグする被災者

児童全員と握手
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6月5日の活動 番外編
今日は、「いわき万本桜プロジェクト」の植樹。前回同様、参加して頂いた方25名分のカレーの炊き出しを行なった。麓でカレーとご飯を作り山の上で食べていただいた。参加した子供達も「美味しい」といってたくさん食べてくれた。

原発事故という負の遺産を生んでしまった懺悔の気持ちから「未来の子供たちへ沢山の綺麗な桜を残そう、いわきの山々を桜でいっぱいに・・・」と始めた植樹も今回で3回目となった。今日植樹した桜の苗木は100本。
このプロジェクトに賛同してくれた藤原公民館避難所で生活する被災者の桜も代行植樹し、被災者の方々からお預かりしたそれぞれの想いが書かれた木札を桜の苗木に一つ一つ下げた。被災者の木札には切実な想いが書かれていた。
次回の植樹は6月26日。200本の桜を植える予定。今年前半の植樹はこれで最終となる予定です。

炊出しのカレーを盛り付ける

炊出しのカレーを食べる参加者

炊出しのカレーを食べる参加者

炊出しのカレーを食べる参加者

被災者の木札を苗木に下げる

被災者の木札を苗木に下げる

被災者の木札を苗木に下げる

被災者の木札を苗木に下げる
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6月16日の活動 番外編
≪いわき万本桜プロジェクトの報告≫
今日は、「いわき万本桜プロジェクト」に賛同して参加してくれた被災者へ、植樹の報告に伺った。参加してくれたのは、藤原公民館避難所の原発事故被災者11名。被災者の鈴木さんへ連絡をとったところ、先週で藤原公民館避難所は閉鎖され、常磐関船体育館へ移動したという。ここ関船体育館避難所の被災者は、ほとんどの方が仮住居への入居が決まっているが、赤十字社や市から支給される家財道具などが揃わないため入居できないという。仮住居の入居が決まってから2週間以上経つというのに、なんの連絡も無くいつ入居出来るのかわからないという。

6月5日に無事桜の苗木を植樹したことをお知らせするとともに、桜の木に下げた被災者の願い事が書かれた木札を1枚ずつ撮影したものをフォトブックにまとめて、プレゼントした。フォトブックを手にした鈴木さんは、とても喜んでくれた。鈴木さんの娘(4歳)も何度も何度も見返していた。娘さんに記念の写真を撮るよ!と言うと、自分の札がプリントされているページを開いてポーズをとってくれた。

また、以前から関船体育館で避難所生活をしている被災者の方々にも「いわき万本桜プロジェクト」に参加して頂きたく、木札やプロジェクトの趣旨をまとめた印刷物を持参して参加を呼びかけた。関船体育館は常磐地区最後の避難所となり、今も24人の被災者が避難所生活を強いられている。

フォトブックを見る被災者

フォトブックを手にハイポーズ!

関船体育館避難所
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6月26日の活動 番外編
今日は、「いわき万本桜プロジェクト」第4回目の植樹日。朝から小雨が降ったり止んだりしていたが、霧雨程度だったため、決行することに・・・。今日の桜の苗木植樹は200本。雨模様だったが、45名もの方が植樹に参加してくれた。今まで最も多い参加者数だ。3つのブロックに別れて植樹を行い、正午過ぎに植樹を終えた。今日は、常磐関船体育館避難所で生活している被災者の願いが書かれた木札も植樹した桜の苗木に下げた。

前回、前々回に引き続き、遠くはカナダ在住ののCRV蓮見正広社長や東京からは加藤きくよさん(いわき出身)が参加してくれた。蓮見社長は、第2回・第3回そして今回の植樹に際して数日間いわきに泊まりこんで協力してくれている。志賀社長とともに植樹する山の遊歩道の整備や階段作りを連日行っている。最強の助っ人だ。蓮見社長は、山へ自由に行けるようにと「4WDの軽自動車」を今回いわきで購入した。蓮見社長の行動力には頭がさがる。また今回は地元の多くの方が前日から草刈などに参加してくれたためスムーズに植樹を行うことができた。

今日の炊き出しもカレーライス。45名と大人数なので大きな鍋(45リッター)いっぱいにカレーを準備することにした。ご飯はいつものように「はがま」で炊く。米は4升5合。5升炊きのはがまで米をとぐ。米とぎがこんなに重労働だとは思わなかった。前回までは上手に炊きすぎたのか、おこげがあまりできなかった。
蓮見社長が前回・前々回の植樹の際「おこげがたべた〜い」と言っていた。どうにかして上手におこげができないものか?と思い、炊き上がってもすぐには竈から降ろさず、炭火で蒸らしておいた。今までは最大で3升5合までしか炊いたことがなく、ご飯の炊き上がりが不安だったが、なんとか上手く炊くことができた。おこげもバッチリだ!

植樹を終えた参加者が次々と炊き出しの場所(ほのじさんの山)に来る。ふっくらと炊き上がったご飯にカレーをかけ参加者に食べていただいた。お替りする参加者が続出。ご飯は間に合うのか・・・?と不安になったが、どうにかご飯もカレーも不足せずに、腹一杯食べていただけた。小さな子供もお替りして美味しそうに食べてくれた。蓮見社長へは念願のおこげを・・・・。志賀勝子さんがおこげに醤油をまぶして蓮見社長へ・・・。蓮見社長は、満面の笑みを浮かべておこげを食べてくれた。

参加してくれたテレワークセンター様からは「いわき産の蒲鉾」、茨城県つくば市の蛇の目寿司松本様からは「ところてん」が差し入れられ、みんな美味しそうに味わっていた。デザートのスイカも大変美味しいと評判が良かった。

今年前半の「いわき万本桜プロジェクト」は今日で終了。後半の植樹は10月に再開される。

はがまで4升5合のご飯を炊く

カレーを作る

カレーライスを食べる参加者

カレーライスを食べる参加者

協力助っ人の蓮見社長(右)

何人もの参加者がお替りに・・・

子供も美味しそうに食べる

前回植樹の山を望む

テレワークセンター様差入れの蒲鉾
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