北極圏のアドベンチャーガイド

    


私は約20年の経験をいかした、北極圏のアドベンチャーガイドであり、
極地探検やツアーを遂行するための装備を備えた、北極エクスプロー
ラーサービスの経営者です。

私の目標は、北極圏の冒険、自然写真撮影、及び、映像撮影隊のサポートを提供する事、そして、又、地球を愛する人達に北極圏を安全に、そして興味深く楽しむ旅を提供する事ですこの機会をくれた皆さんに感謝します。

私は、1997年の3月に北極圏のレゾリュート空港で志賀さんに会いました。レゾリュートはカナダ最北の村で、北極圏遠征の為の補給基地です。私が彼に会ったのは、
ロシアから北極点を通りカナダのワードハント島を目指している、

大場さんの為、ベースキャンプマネジャーとして到着した時です。この遠征はすでに進行中で、志賀さんはいくつかの問題を持っていました。彼は非常に研究心が強く、北極の冒険の複雑さを理解する事ができました。

大場さんの冒険の主要な役割を果たしました。私達は冒険を通してすぐに親しい友人になりました。私が日本に訪問する事ができたのも彼のおかげです。いつも私が彼に感じる事は、彼の持つビジネススキルが、彼が北極横断の為に必要であったニーズを満たす事が出来た理由であるとわかりました。

彼のエネルギーと個性は、誰にも彼の存在を快適であると感じさせます。彼のビジネスに対する考え方は、ユニークで潮が満ちるように無限の想像力を持ち、彼のユーモアは優秀な指導者として、強い指導力を持っています。

 

11月中旬 カナダのピーターさんを訪ねて。

2000年/11 /12 ピーターさんの家

大場さんの冒険で世話になったピーターさんの家を蓮見さんと一緒に訪問する事になった、ピーターさんの家は、カナダアルバーター州の首都エドモントンから車で1時間程離れた場所にあった。国道からはずれ、砂利道に入ると見渡す限り牧場で、あまりに似た景色で迷ってしまう、道は碁盤の目のようになっており、1ブロックは1km近くあるのではないかと思われ、なにしろ広いというのが印象だ。道に雪はないが牧草地には何日か前に降った雪が溶けずに残っていた。          

外気温は、−10°cバックミラーのはじに外気温が表示されている、寒い国ならではの装備だ、砂利道を走る事15分、ピーターさんの家についた。牧場をやっていた家を丸ごと借りているそうで敷地の中には、母屋とガレージがあり、ガレージと木工場が一緒になっている建物がもう1つあり、さらに牧草等を貯蔵して置く床面積が100坪以上あるかと思われる大きな納屋が1つ建っている。                                       

ピーターさんは夏の季節が一番気持ち良いというが静かな時間を過ごすには今の時期最高の場所だと思った。ピーターさんに案内され玄関で靴を脱ぎ中に入ると、我々が訪れるのを待っていたかのように部屋の中はポカポカだった。
                                                                       
アルバーター州は、天然ガスの産地だそうで暖房はガスでセントラルヒーティングを行っている、母屋は、6.7年前に建てられたというが、北極圏のガイドの他に大工を仕事にしているピーターさんにより、至る所手がかけられており、快適この上なく仕上がっていた。バンフに家を新築したばかりの蓮見さんも「ピーターさんの家は快適できれいだよな」と絶賛する。
            

玄関から入ってすぐの所はキッチンでそこには、背の高いキャスター付のカウンターがあり、できたてのコーヒーを足の長い椅子に座って飲む事ができた。私は日本にいる時はほとんどコーヒーは飲まない。北極に滞在した時に感じたのだが、今回もカナダでのコーヒーは飲んでみてうまかった。キッチンの右側の部屋には、丸テーブルがあり、その脇にピーターさん手造りの水槽があった、水槽には何も入っていないが、いつの日か家をあける事が少なくなった時に魚や水草を飼うのを楽しみにしているようだった。

ゆっくりコーヒーを飲んだ後、ピーターさんが外の建物を案内してくれた、古い小さな木造のガレージのカギを開けて中に入ると、古いトラックがレストアされて白く輝いていた。自分より1年としをとっているそうで45歳だと説明してくれた、春になったら外で乗るそうだ、「エンジンは、1発でかかるんだ」と話すその表情は本当に嬉しそうだった。

別なガレージには半分木工場がありほとんどの電動工具が揃っていた。私自身も山小屋を建てた経験があり、こんな作業場所があったらと思うように整備されていた。作業場のはじには、木材のはし切れを燃やせるように薪のストーブが設置されていた。ストーブの背後の壁にはファンが付いており暖かい空気を、作業する方へ送るように工夫されていた、そのファンも間違い無く他の用途に使われていたのをリサイクルしたものだつた。ピーターさんが生活を楽しんでいるのがわかった。

次に案内してくれた、大きな納屋の1階には建築廃材がきれいに整頓されていた。入ってすぐの所に20枚近くのドアがあり、次には、合板、次の区画には断熱材と次から次ぎとまるでホームセンターのように何でもあった。1つ1つ説明してくれるのを聞くと母屋の家具等が生まれた材料だというのが納得できた。ピーターさんはこれだけあると買わなくて何でも出来るんだと自分自身に言い聞かせるように話してくれた。嬉しかった、私が山小屋を建てた頃の気持ちと全く同じだった。

新しく買わなくても、身の回りには自分の欲しい物が全てある。こんなに嬉しく叉、満たされた気持ちを持って生活しているピーターさんとカナダで再会できた事に感謝した。こうして大場さんの北極海横断で知り合った蓮見さんとピーターさんとの2日間はあっと言う間に過ぎ去っていくのだった。